難民の現状

国内避難民らも含め世界に4000万人以上

UNHCRによれば、国連難民条約の規定に基づく厳密な意味で
「難民」は現在840万人(06年1月現在)

前年の950万人から大幅に減少した
長く故郷を逃れていたアフガン難民約75万人
リベリア難民7万人などが05年を通じ帰還を果たしたためだ

だが、難民同様に故郷を追われながらも、国境を越えずに自国内に
とどまっている「国内避難民」は増加傾向にあり、その数は
2000〜2500万人に膨れ上がっていると見られる

これらの人々はいつ国境を越えてもおかしくない「難民予備軍」であり
UNHCRも、うち660万人を援助対象者としている

このほか、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が支援する
パレスチナ難民(推定400万人)など、UNHCRの支援対象外の人々も
含めると、広義の「難民」は4000万人以上

韓国の人口に匹敵する数字で、世界の140人に1人の割合だ

元UNHCR高等弁務官、緒方貞子さんは、9・11テロを経験した現在の
世界にあって、難民問題は複雑化する一方にある、と指摘している

(7/5 公明新聞)