シリアはイラク人入国制限

シリア政府といえば

「汎アラブ主義」を掲げ、同じアラブ民族のイラク人を
ほぼ無条件で受け入れていましたが

2007年9月
シリアのムアレム外相は、イラクのジバリ外相に
ビザの発給条件を変更する方針を伝えました

ビジネスマンや研究者だけに対象を限定するというものです

9月10日から、バクダットのシリア大使館で発給されるビザは
商業目的や学術目的に限られ
会社や研究機関などの身分証明書が必要になりました

今まで、イラク国境で簡単に更新できた滞在期間の延長も
認めず、バクダットまで一度戻らなければならなくなったそうです

ただ、13日から10月中旬までのラマダン(イスラム教の断食月)
期間中は、制限を厳しくはしなく今まで通りに受け入れるとのこと


シリアは、イラク国内で暴力や迫害に遭った貧しい住民の
唯一の国外脱出先であったのにどうしてか・・・

シリアだけで150万人を超えるイラク避難民の流出で
毎月3万人以上増えているから、食糧や不動産価格が高騰になり
シリア人の生活が圧迫されるほか

医療費や教育費がシリア政府の負担増になってきているからだそうです

イラクと隣接するヨルダンも既に受け入れを制限しています

このことにより、国連難民高等弁務官事務所では
イラク人の避難先がなくなると懸念されています