NATOタリバンに苦戦
アフガン治安維持のため加盟各国に増派要請
NATO(北大西洋条約機構)は2006年7月末
米軍からアフガニスタンでの治安維持活動の指揮権を引き継いだが
タリバンから予想外の抵抗に苦戦しているため
加盟各国に緊急増派を求めるようになりました
しかし、各国もレバノン派兵などもあり、現状は余裕がないため難しい
アフガンでは、約2万1000人の米軍と
約2万人のNATO主体の国際治安支援部隊(ISAF)が治安維持活動を
行なっています
ISAFは、9月、南部のタリバン勢力掃討を狙った「メドゥーサ作戦」を実施しました
タリバンのメンバーを500人以上を殺害したようだが、ISAFも戦闘で
カナダ兵5人が死亡し、7月末の指揮権移譲後では
ISAFは約35人の犠牲者を出しているもようです
NATOのジョーンズ最高司令官は9月7日
最高司令部(ベルギーのモンス)での記者会見では
「タリバンの抵抗は予想以上だ。過少評価していた」と語りました
その上で、ISAFの犠牲者を迎えるとともに
冬前に掃討作戦を成功させるため、加盟各国に兵力増強を要請しました
目標は、最大2500人の増強とのことです
これに対して、ポーランドが1000人の増派を表明したが
派遣時期は2007年にずれ込む見込みのようです
イタリアは国連レバノン暫定軍(UNIFIL)増強のため
最大の2500人を派遣しますが、
プローディ首相は「アフガンへの増派はしない」と声明しています
NATOは9月21日
ニューヨークで開催した外相理事会でISAF増強問題を協議したが
目標達成に向けての努力を確認したままにとどまったようです
9月28・29日
非公式国防相理事会がスロベニアで開催されますが
加盟各国から前向きな増派計画が表明されるといいですね