国連事務総長選挙

現在のアナン国連事務総長の任期が2006年12月に切れます

それにより、次の事務総長は、安全保障理事会が候補を一人推薦し
総会が任命します

任期は5年で、何期務めるかの制限はありません
しかし、歴代の国連事務総長は2期までで職を退いています

歴代の国連事務総長

初代  トリグブ・リー     1946/2〜1952/11 ノルウェー出身

2代  ダグ・ハマーショルド 1953/4〜1961/9 スウェーデン出身

3代  ウ・タント       1961/11〜1971/12 ミャンマー出身

4代  クルト・ワルトハイム  1972/1〜1981/12 オーストリア出身

5代  ハビエル・ペレス・デクエヤル 1982/1〜1991/12  ペルー出身

6代  ブトロス・ブトロス=ガーリ    1992/1〜1996/12  エジプト出身

7代  コフィー・アナン     1997/1〜2006/12  ガーナ出身

*2代のダグ・ハマーショルドは、任期中コンゴで飛行機事故のため
  死亡。3代のウ・タントは当初、事務総長代理を務め、1962/1から
  正式な事務総長に着任する


国連事務総長は

安保理常任理事国(米・英・仏・ロ・中)以外の世界各地から
大陸ごとに順に選出される

冷戦時代は中立国出身者が優先されたが、最近では
アジア・ヨーロッパ・南米・アフリカから輸番で選出されています

事務総長は、国連の主要機関の事務局の全事務を取り仕切る
トップで、安保理開催を求める権限を有する他

国連平和維持軍の編成・指揮権をもつなど、強い権限を持っている

事務局の職員は3000人に達し、事務総長は国家の首脳クラスの
待遇を受けられる

また、事務総長は国際紛争の調停者であり
「国際社会のCEO(最高経営者)」ともいえる

国連憲章第99条は
「事務総長は国際の平和および安全の維持を脅威すると認める事項に
ついて、安全保障理事会の注意を促すことができる」と規定

これにより事務総長は、単なる事務方の長ではなく、国家間の調停役
としての機能が与えられているのである


現在までに8代目事務総長候補として名乗りを上げているのは

韓国の藩基文(パン・ギムン)外交通商相
インドのタルール国連事務次官
タイのスラキアット副首相
ヨルダンのザイド国連大使
スリランカのダナパラ前国連事務次長
ラトビアのビケフレイベルガ大統領
アフガニスタン暫定政府の財務相を務めたガニ氏の7人

安保理での表決は常任理事国・非常任理事国15カ国のうち
9カ国の賛成によって採択されるが、常任理事国の拒否権が認められて
おり、常任理事国が1カ国でも反対すれば、安保理推薦は
受けられない

安保理は9月14日、候補者の支持の強弱を測る非公式の予備投票を
行なった

7月に続き2回目だが、藩氏が「支持」14票 「不支持」1票で
前回に続き最多の支持票を獲得した

2位以下は、タルール氏・スラキアット氏・ザイド氏・ダナパラ氏の順でした


(9/27 公明新聞より)

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